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Reason for price diffefence.

Reason for price diffefence.

価格の違い,メガネ
 

安いフレームと高価フレームの違い


 

価格=価値?

単純に生産量と手間とコスト(人件費など)によって価格が変わります。なんとなく分かりきった答えのようにも思えますが。。。

でも、手間やコストがかかっている方が高いと言うのは単純にそうでも、生産数が少なくなると価格(価値)も上がるというところはあまり考えられたことは無いのではないでしょうか?

 

製造ライン

メガネを製造する上でまず製造ラインを作ります。1度の流れでスムースに製造できるように生地を削り出したりどの位置に穴を開けてパーツをどのような角度や強さで押し込むかなどといった、それぞれフレームによって異った治具を設定していきます。一般的にはそのライン作りで約1日かかります。
 

生産数

メガネに限らず製造業者の考え方として1日に何個作れるか、逆に言うと1個あたりにどれだけの時間を要するかで大枠の下代価格が決まります。メーカーとしては当然1日に沢山作れた方が効率も良く単価を下げられるので安く卸業者やブランドに提供できます。しかし、生産スピードを上げることばかり重視していると品質低下が出てしまいます。逆に品質にこだわるブランドは品質を守るために生産数を抑え一本一本にじっくりと丁寧に時間をかけることを優先します。そうすると一本あたりの単価も当然上がります。低価格を取るか、品質を取るか、そこで大きく価格の違いが現れます。素材原価の違いもありますが、大きく違いが出るのはここです。

しかも、ポテトで人気のBJ CLASSIC COLLECTION(BJ クラシックコレクション 以下BJ)やNATIVE SONS(ネイティブサンズ 以下NS)に関してはオリジナルパーツを多用しています。多くのブランドはパーツ屋さんが販売している汎用性のあるパーツを使用するのでコストを抑えられるのですが、BJやNSは生産数が多く無い上にオリジナルパーツを使用し、更にモデルによっては人が顕微鏡で検品する程の拘りようです。それだけ多くの人が関わって手間がかかっていたら、良い価格になるのは仕方ありません。

しかし、これらのブランドはそこを多く語ることはしません。それなのにメガネに詳しくないお客様でも手に取った瞬間、または掛けた瞬間に違いがわかってしまうので凄いです。

 

超量産フレーム

修理できないフレームの記事でも触れましたが、スポーツ系や形状記憶のフレームに多く見られるインジェクションと言われる液体を形に注入して固めて作る製造方法もありますが、これは生産効率が一気に向上し生産数も莫大に増えます。なので価格もかなり安くなります。ただクオリティーやデザイン、高級感に関してはブランディングされていないものがほとんどです。むしろそういったものとはかけ離れた低価格コンセプトで作られているものが基本となるので、もちろんデザイン性は低下します。その代わりビックリするくらいの卸値で取引されているのをよく目にします。
 

業界の闇

あと、これはこぼれ話ですが。。。

最近、オンラインショップで見かける超特価のRayBan(レイバン)でも偽物では無いものがあります。なぜ店頭で定価で販売しているものと安くネットに出回っているものがあるのでしょうか?誰かが採算度返しで出品しているのでしょうか?

これはRayBanに限らず(もっと言えばメガネに限らず)言えることですが、製造している工場は注文が100本あった場合に100本ちょうど作るところはありません。100本作っても厳密な検品ではじかれてしまうものが必ず出てくるので、予備として1割程度多めに作っておきます。(例: 100本の注文に対して110本)悪知恵の働く方はここでピンときていると思いますが、余分に作った商品を自分たちで販売したら、それが超特価だったとしても卸すよりは利益が出ることもあります。わざと多めに作っておけば、ちゃんとしたビジネスにもなります。

勿論、ブランドや問屋もそういったことが無いようにフレームのリリース前には工場にある在庫を破棄させたり、パーツ取り用に自分たちで買い取ったりしていますが、網目が無いわけでは無いですから制御しきれないところが出てきます。特に国外工場は目が届き行くいので恐いですね。

先にも述べたように、こういった値崩れはRayBanに限ったことではありませんが、RayBanのフレームに多く見られるのでポテトではあまり積極的に現行のRayBanを取り扱わないようにしています。(ヴィンテージのボシュロム社製のRayBanはそういったことが無いので取り扱っております。)

本来、取り扱いでは無いはずのメガネ店にどう見てもあのブランドのフレームが並んでいるのもそういった理由です。特に昔からの問屋さんになると、福井の色々な工場にコネクションをお持ちなので、「ちょっと余ったやつちょうだいよ。」という横流し文化もあったりするそうです。これに関してはあくまでも噂です。

話は逸れましたが、素材原価は勿論のこと大体の価格の差は生産背景にあります。高いメガネは利益を多く取っていると思われがちですが、あながちそうでも無いんです。むしろ量販メガネ店のオリジナルフレームの方が利益が良いものもあったりします。

ポテトではそういった事を吟味した上で良いフレームをご提案させて頂きますのでご安心ください。






 

2019-10-27 09:56:38

カルチャー