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「」に対する検索結果が4件見つかりました

  • クリアサングラスとは?

    タイトルになっている「クリアサングラス」巷で話題になっているそうです。 大手アパレル量販店でUVとブルーライトカットができて伊達メガネとしてもいい感じということでとても人気だそうです。 確かにUVカットをするということがサングラスの定義であればそう言えないこともないんでしょうが、眼鏡屋としては「うーん、、、」となってしまいます。 本来サングラスってのは眩しさを抑えてなんぼのもんてとこもあるので、サングラスと言い切ってしまうのは大きな誤解を生んでしまいそうで怖いというのが本音です。 もちろん世界的な量販店ともなればキャッチコピーが命、いかに商品名でみんなのハートを掴むかが大事なんでしょうが、これだと見えないリスクが大きいような気もします。 商品がたくさん売れて良いかもしれないけど、みんなの目の保護についてはどうお考えですか?製造工場での人権問題は守れていますか?と疑いたくなります。(これは意地悪な味方ですw) まぁ、いずれにせよ眼鏡屋さんにできないわけありません。むしろ度付きもいけます。 というよりもメガネ店が扱っているレンズは基本UVカットになっていて、+αでブルーライトカットも追加できます。更に既成のものだけではないので画像のようなNATIVE SONS(ネイティブサンズ)のお洒落フレームに色んなレンズを入れてカスタムも楽しめます。 ホントにUVカット!? UVカットと一言に言ってもどの帯域をカットしているかは様々で、安いレンズの中には遥か上空帯域のUVしかカットていないものもあるそうです。(ブルーライトも同様でどこの帯域やねんてのもあるそうです。) でも、それも言ってしまえばUVカットですからねw 「安いものには訳がある」「安かろう悪かろう」大抵のことは先人たちの言葉で残されています。それが覆ることなんて中々あり得ないんですよね。 あと、ちゃんと調整しないといくらいいレンズでも性能発揮できないこともありますし、コーティングによってはレフ板効果で逆効果になる可能性もあります。 できればちゃんとした眼鏡屋さんにご相談くださいね。と言いながらもそれらが売れているのは安いからなんですよね。。。

  • Allen Ginsberg

    ビートニク詩人と言えば彼「アレン・ギンズバーグ」です。 様々アイウェアブランドのインスパイア源になっている彼といえばこのザ・ウェリントンといった感じのメガネが印象的です。 (左から)マイケル・マクルーア /   ボブ・ディラン /  アレン・ギンズバーグ 少し下がった感じでかけているのですらかっこいい。まぁ、これが立体的な顔立ちだからこそありなんでしょうね、鼻が低く平面的な顔の人が下がってかけていると海外映画で描かれるような冴えないアジア人のようになってしまいますからね。 ただ、上記のような理由から個人的には下がった感じでかけるのはあまり好ましくないのですが、スタイルにこだわる方の中には下がっても良いからノーズパットはオリジナルが良いという方も少数いらっしゃいます。 賛否ありますが、こればかりはそれぞれの好みなので人それぞれですね。 晩年はPrinceXのようなナローなパントをかけています。 この感じもかっこいい。

  • 調光レンズのデメリット3つ

    みなさんは「調光レンズ」をご存知ですか? 数年前からJINSさんが打ち出したことで一般的にも認知され始めた色が変わるレンズです。 通常は透明で紫外線を感知するとレンズにじわりじわりと色が出始め、20〜30秒程度でサングラスに変わるレンズです。それを「調光レンズ」と呼びます。 業界的には昔からあったレンズなんですが、一般的な認知は浅かったです。でも大手がCMうつと一気に有名になるからすごいですね。 眼鏡屋あるあるとしては お客さん「ヘンコウ(変更)レンズある?」 店員「あ、ヘンコウ(偏光)レンズですね。」 で、結局調光を探されてたってパターンがめちゃくちゃ多かったです。偏光レンズって名前が一人歩きしてて漢字の一般認識としては(変更=色が変わる)なんですよね。 そんなあるあるも最近は無くなってきました。JINSさん有難う。 そんな便利な調光レンズですがデメリットもあって、それを知った上でお付き合いしていかないとストレスになります。 デメリット1 まず一つ目のデメリットは「退色に時間がかかる」という点です。 これは仕事用で購入予定だったお客様が残念がられます。透明にりきるまでに2〜3分はかかります。 詳細は動画でご説明しています「調光レンズのデメリット3つ YouTube」 最新レンズだともっと早く退色するのでそちらも動画をご覧ください。 デメリット2 二つ目のデメリットは「車内では色が変わらない」です。 はい、そうです。致命傷です。 これは紫外線に反応するのでUVカットのガラス全般に言えることなんですが、流石に車は 変わってほしいですよねw UVカットガラス越しでも状況に応じて全く色が変わらないというわけではないんですが、調光にした意味ない程度にしか色が出ません。 救世主「可視光調光」 ただし、これに関しては同じ調光類でも「可視光調光」という調光レンズ2.0的な存在がいるのでこちらを選ばれると良いと思います。 こちらも詳しくは動画にて「調光レンズのデメリット3つ YouTube」 デメリット3 そしてラスト3つ目は「残色するようになる」です。 もう買わない。と思われたそこのあなたもう少し話を聞いてください。 これは文字通り「色が抜けきらなくなる=透明に戻りきらない」ということなんですが、何も2、3回使ってすぐなるということではありません。 おおよそ5年使用するとそうなってくると言われています。使用頻度によってかなり変わってくるのであくまでも目安としてお考えください。 これはどのメーカーのレンズでも同じです。 ただ、これって僕たち眼鏡屋からすると買い替えサイクル(レンズ寿命)を大幅にオーバーしてます。 ※レンズ寿命=レンズの黄ばみやコーティング浮き・剥がれで快適な視野が得られなくなる。 そうなんです。みなさんサングラスって一生って使えるくらいに思われている方も多いですが、そんなことなくてレンズ自体が2〜3年で替え時というふうにレンズメーカーからは言われています。 レンズの買い替えサイクル もちろんレンズメーカーは買い替えサイクルを可能な限りはやめたいでしょうから僕たち販売員には2〜3年がレンズ寿命と説明します。 ただ、個人的な使用感としては良いグレードのコーティングはもう少し持つ印象です。それに加え、コーティングバリバリ剥がれているのに使われている方ってめちゃくちゃ多いです。 なので、もう少し余裕があると考えられても良いとは思います。ただし、一生は使えないですよ。 それと、レンズのコーティングが剥がれても使ってる人多いって言いましたが、素人が見ても分かるくらい見た目が不潔に見えるので要注意です。 いずれも詳しくは動画「調光レンズのデメリット3つ YouTube」で解説しているので是非ご覧ください。 知ってて損はない知識だと思うので「為になったね〜」と思ってくださった方は高評価とチャンネル登録も宜しくお願いします。 それでは、みなさんのメガネライフがより豊かになりますように。

  • こだわりメガネが高くなる理由

    先日ポテトメガネTVにアップした内容になるのですが、こだわりメガネが高くなる理由についてメモを残したいと思います。 他にも色々な理由はあるのですが、今回は「面取り」の手間コストにフォーカスします。 画像右のフレームが一般的な面取りで左のフレームは拘りの面取りです。 右左のフレームを見比べて頂くと左の方が丸みが強いのがお分かり頂けると思います。 これは面取りや研磨の工程で使われる「ガラ(6−8角形の全長1−2mほどの筒に削り出しただけのフレームと研磨剤や樹脂チップなどを一緒に入れて回転させる事で面取りしながら研磨する機械)」に入れる時間が長くなればなるほど全体的に丸みがついてくるのですが、そこが意外と単純では無く、回す時間も24時間ぶっ通しで回してやっとで丸みの感じが変わる程度です。なので、長いものだと72時間(三日間)回しっぱなしだったりします。しかも職人さんが都度都度確認しながら状態によって研磨剤やチップを変えたり、火事を予防するために夜中も必ず誰かが管理についています。(メガネフレームの削りかすがコンセントに接触して引火というのはよくある事だそうです。) 更に電気代の高騰など、世の情勢も加味するとコストが上がってしまうのは容易に想像できます。というわけで、コストはどんどん上がるのですがそれ以上にコストが上がってしまうものがあります。それが表や裏の(片面)だけ丸いフレームです。 片面甲丸が高い理由 上記の方法だと両面同じ丸みになるのですが、こだわりフレームの中には片面だけ丸いものも存在します。 それを加工するには、金棒ヤスリやキサゲで削っていく手作業になります。何も考えずにひたすら削るわけではなく、左右ができるだけ均等になるように神経をつかながらの作業になります。なので一気に生産スピードは落ちます。ということは作業単価も上がりフレーム一枚の単価も上がってしまうというわけです。 また「ピン角仕上げ」など、別の理由で高くなってしまうものなどもありそれらも動画でわかりやすく説明しているのでよければご覧ください。 皆さんのメガネライフがより豊になりますように。

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